研究課題/領域番号 |
18K02692
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
森 良一 東海大学, 体育学部, 教授 (50515210)
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研究分担者 |
渡邉 正樹 東京学芸大学, 教育学研究科, 教授 (10202417)
植田 誠治 聖心女子大学, 現代教養学部, 教授 (90193804)
西岡 伸紀 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 教授 (90198432)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 健康教育 / 学校 / 課題解決 / 精神疾患 / 保健科教育 / 課題解決能力 / 保健教育 |
研究成果の概要 |
精神疾患を健康課題として中学生用のプログラムを導入し、ランダム化比較試験(RCT)を用いてその効果を検証した。今回用いた教育プログラムは、中学生の精神疾患に関する知識の向上には縦断的に効果的であった。しかし、フォローアップ期間中に、精神保健上の問題を抱える人々に対する態度や助けを求める行動を改善するには効果が不十分であり、さらなる効果的なプログラムを開発する必要がある。また、中学校における精神疾患に関する課題と教育ニーズについての調査を実施した。課題の認識と教育ニーズに相関が認められるたが、教師の課題の認識についてはさらなる検討が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,保健教育の理論的フレームワークの有効性を確かめるために,健康課題として注目されている精神疾患に関する内容を取り上げた。思春期を迎える中学生に対してMHL教育プログラムを導入し、健康課題解決能力に関わる保健の知識、態度、および保健行動についてランダム化比較試験(RCT)を用いてその効果を検証した。本研究の成果が、現在、中学校学習指導要領に位置づいていない精神疾患に関する内容に関しての今後の検討に大きく寄与するものと期待できる。
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