研究課題/領域番号 |
18K02693
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09050:高等教育学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
渡部 留美 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 准教授 (90397787)
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研究分担者 |
秋庭 裕子 一橋大学, 大学院経営管理研究科, 講師 (10313826)
坂本 友香 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 特任准教授 (30814230)
米澤 由香子 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 准教授 (60597764)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 大学職員 / 大学スタッフ / キャリア形成 / 専門性 / 国際教育交流 / 非正規雇用 / 有期雇用 / 大学の国際化 / 国際化 |
研究成果の概要 |
大学の国際教育交流部署に勤務するスタッフの調査を行った。日本においては、正規職員でなない有期雇用のスタッフは、豊富な経験に加え、多様で幅広いキャリアや専門性をもっており、大学の国際化に貢献できる人財であることが示唆された。しかし、職場環境や満足度の高い待遇がなければ、もっている知識や経験が発揮できず、業務遂行のモチベーションに繋がりにくいことがわかった。米国においては、正規雇用、有期雇用という区別はなく、専門職化が進んでおり、転職をしながら、キャリアアップを行うことが通常であることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
世界の大学の国際競争は激化しており、日本の大学においても、大学の国際化の推進が至上命題となっている。一部の分野では大学スタッフの専門職化が進んでいるが、国際教育交流分野においても導入が期待されている。本研究では、日本と米国の現状を調査し、どのような背景や専門性をもったスタッフが勤務しているのか、業務遂行の壁や課題について明らかにすることで、大学組織や雇用形態のあり方について検討し提案をおこなうことで、日本の大学の発展に貢献できると考える。
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