研究課題/領域番号 |
18K02694
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09050:高等教育学関連
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
小野 浩幸 山形大学, 大学院理工学研究科, 教授 (20312754)
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研究分担者 |
木村 雅和 静岡大学, イノベーション社会連携推進機構, 教授 (50177929)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 産学連携 / イノベーション / 日韓比較研究 / 産学連携論 / 産業人材教育 |
研究成果の概要 |
産学連携に関する日本と韓国の異同について多角的に調査、考察した。具体的には、①政策の変遷、②産学連携プロジェクト、③産学連携研究の成果、④教育効果、⑤産業界への貢献度の比較研究を通じて、大学等の研究成果等に基づくイノベーション発現モデルの違いを明らかにすることを試みた。これらの結果をもって、産学連携における技術移転プロセス、インターンシップ等を活用した高度産業人材教育手法について論じた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究の結果、韓国は、日本と比較して産学連携の歴史が新しく、また経済規模も大きくないにも関わらず、極めて短期間に契約に基づく外部からの共同研究収入,特許等のライセンスに基づく技術移転収入の双方において,韓国の大学が日本の大学を上回ることになった状況を明らかにした。この産学連携実績の急成長の考えられる要因として、産学連携の担い手となる大学組織体制の違い、公的研究開発投資の違い、学生を企業等に一定期間派遣するインターンシップの実施態様の違い、大学の研究シーズを活かしたスタートアップ企業輩出に関する違い等があることを統計データ、独自のアンケート調査、ヒアリング調査を通じて考察した。
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