研究課題/領域番号 |
18K02699
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09050:高等教育学関連
|
研究機関 | 北陸大学 (2021) 金沢大学 (2018-2020) |
研究代表者 |
杉森 公一 北陸大学, 高等教育推進センター, 教授 (40581632)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | ダイアローグ / ファカルティ・ディベロップメント / FD / ファカルティ・ラーニング・コミュニティ / アクション・リサーチ / 省察的実践 / 教育開発 / ファシリテーション / オンライン授業設計 / ワークショップ / 質的分析 / 対話 |
研究成果の概要 |
本研究では、研究代表者を含む大学・短大のFD担当者(ディベロッパー)等を対象にした質的研究を行う。対話によって為す個人と組織の省察的教育実践への介入の過程をアクション・リサーチに基づいて検証する。米国ディベロッパーへのインタビュー調査に基づいたベンチマーク、ファシリテーションによる対話型研修プログラムの開発と実践を通し、オンライン授業・ハイフレックス授業の支援、ファカルティ・ラーニング・コミュニティの形成を目指したワークショップの実施、大学教育センター立ち上げのプロセスを進めた。今後、大学教育センターが、教育と学習に関する文化形成にもたらす影響に関する効果検証が実践上の課題として残されている。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本邦の高等教育機関におけるファカルティ・ディベロップメント(FD)支援を支える専門職の確立は、学習者中心の教育・学習を進展させていくことに重要な要素となる。本研究で見出した、対話型教育研修プログラムの開発と実践による教員の専門職学習共同体(ファカルティ・ラーニング・コミュニティ)の形成や、それを支えるFD支援組織の米国複数大学とのベンチマーキングは、今後の大学教育開発の針路を探究する基盤となると考える。
|