研究課題/領域番号 |
18K02705
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09050:高等教育学関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
高田 英一 神戸大学, 戦略企画室, 准教授 (60336039)
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研究分担者 |
森 雅生 東京工業大学, 企画本部, 教授 (20284549)
関 隆宏 新潟大学, 経営戦略本部, 准教授 (30380546)
大石 哲也 九州工業大学, 学習教育センター, 教授 (30552236)
小柏 香穂理 お茶の水女子大学, 教学IR・研究開発・学修支援センター, 講師 (60379922)
劉 沙紀 九州大学, インスティテューショナル・リサーチ室, 学術研究員 (50773933)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | レピュテーションマネジメント / IR / インスティテューショナルリサーチ / ランキング / 大学 / 大学ランキング / レピュテーション・マネジメント / レピュテーション / ステークホルダー / RM |
研究成果の概要 |
国立大学に対するレピュテーション・マネジメント(以下、RM)に関する調査では、RMの知識がある大学は半数以下だが、これらは全てRMを重要と認識し、知識のない大学も80%以上が今後重要になると認識していた。また、約半数の大学がIRをIRに関する取組に活用しており、未活用の大学も約80%が活用すべきと回答した。また、全大学に対するRMの取組に関する調査では、大学ランキングに対する取組は、全体で半数以上,国立大学や大規模ほど多く実施し、また、大学から個別指標ごとやわが国独自のランキングを多く情報提供していた。課題としては、順位の算出方法が不明確、取組に必要な知見の不足、取組のコストが多かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究開始当時、経営環境の悪化を踏まえて、社会の支持を獲得するため、大学においてもレピュテーションマネジメント(以下、RM)の重要性が叫ばれていたが、その実態は明らかでなく、各大学において個別に取組を模索する状況であった。このような状況において、大学におけるRMの取組の全体状況や課題とともに、RMにおけるIRの意義を明らかにしたところに学術的な意義がある。また、この結果を基に、今後、各大学においてRMの取組を進めることができること、社会としても大学ランキング等の大学におけるRMに対する意識を把握し、大学に対する認識の形成に活用できることに社会的な意義がある。
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