研究課題/領域番号 |
18K02709
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09050:高等教育学関連
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
川本 龍一 愛媛大学, 医学系研究科, 寄附講座教授 (50542908)
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研究分担者 |
熊木 天児 愛媛大学, 医学部附属病院, 教授 (30594147)
二宮 大輔 愛媛大学, 医学系研究科, 寄附講座助教 (80773853)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | rural self-efficacy / medical student / rural career intent / cohort study / 地域診断 / 地域医療実習 / へき地医療 / 地域医療実践 / 意欲向上 / 医学生 / 地域志向性 / 多職種連携教育 / 多職種連携活動 |
研究成果の概要 |
日本では、地域医療に対する肯定的な態度を育み、地域医療の従事者を増すために、へき地での地域医療実習が導入されている。本研究の目的は、地域診断を取り入れた地域医療実習後のキャリア意向に対する地方自己効力感の影響を評価することである。結果では、地方自己効力感の高さが、地域医療実習後の地方生活困難感を考慮しても地方勤務の意向を強化することが示された。したがって、日本の地域医療においては、地方自己効力感の醸成が重要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域医療実習は、地方での医療活動に対する肯定的な姿勢を促進し、地方での採用を促進することが指摘されている。また、農村部の自己効力感は、農村部での臨床実習後の農村部でのキャリア意図に影響を与えることが示されている。しかし、地方での生活の主観的な困難さが将来の地方でのキャリア意図に与える影響も重要である。本研究では、地方自己効力感の高さが、地域医療実習後の地方生活困難感を考慮しても地方勤務の意向を強化することが示された。従って、日本の地域医療においては、地方自己効力感の醸成が重要である。
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