研究課題/領域番号 |
18K02719
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09050:高等教育学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
田中 正弘 筑波大学, 大学研究センター, 准教授 (30423362)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 高等教育 / 学位プログラム / 教教分離 / 国際比較研究 / イギリス / 学位プログラム化 / 教学マネジメント改革 / 内部質保証改革 / 教学マネジメント / 内部質保証 |
研究成果の概要 |
イギリスの大学において、プログラムレベルの内部質保証をどのように実施しているかについて、特に質保証に参画するアクターの多様性に着目して、分析を行った。主な分析対象は公開されている一次資料である。研究成果の一例として、イギリス(およびスウェーデン)の学生参画による質保証について分析した結果から、次のような日本への示唆を得た。「学生が作成する評価報告書は,質保証に多角的な視点をもたらす,という点で有意義であることを挙げたい。ここで多角的な視点とは,学生ならではの(学生だから気づける)視角を意味し,教職員が見逃していた潜在的な問題に光を当てられる可能性がある」(田中・武 2022: 13)。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果の学術的意義や社会的意義は、イギリスの大学において,プログラムレベルの自己点検・評価(内部質保証)をどの組織がどのように実施しているのか,および,その質保証の実施を全学レベルでどのように管理しているのかを,いくつかの大学の事例で明らかにしたことである。さらに、プログラムレベルの自己点検・評価(モニタリング・プログラムレビュー)の実施に本格的に着手することになる日本の大学への示唆を提示したことも、本研究成果の学術的意義や社会的意義といえる。
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