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アメリカのアクレディテーションシステムにおけるセルフスタディの定着と展開

研究課題

研究課題/領域番号 18K02721
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09050:高等教育学関連
研究機関千葉大学

研究代表者

前田 早苗  千葉大学, 大学院国際学術研究院, 教授 (40360739)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
キーワードセルフスタディ / アクレディテーション / 地区基準協会 / オートノミー
研究成果の概要

この研究は、アメリカの高等教育のアクレディテーションの中心であるセルフスタディについて、どのような背景から開発されたのかを複数の機関別アクレディテーション団体の歴史を辿ることで確認するとともに、その定着の要因としては、第1に大学の自発性の尊重にあるが、それ以外にも以下の2点を要因として挙げられることを明らかにした。
一つは第2次世界大戦後の連邦政府による大学就学のための財政援助による進学者の急増であり、もう一つが職業教育機関などの新たな設立による高等教育機関の種類の多様化である。この高等教育の拡大がセルフスタディを不可欠なものとした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

日本では、アメリカのセルフスタディをモデルとして導入した自己評価は、外部評価(現在では認証評価)とは独立したものとして、本来的に大学が自ら行う営みであるとされてきたが、アメリカではアクレディテーションの前提としてセルフスタディがあること、外部評価のための基準を歴史的に改定する中で大学の視点に立って開発されたこと、高等教育が社会状況の変化等で変革する中で、柔軟な変化をみせているが、その根底には大学の立場の尊重があることが確認できた。日本の認証評価のあり方に示唆を与えるものである。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 教学マネジメントと内部質保証の実質化2021

    • 著者名/発表者名
      大学基準協会、永田恭介、山崎光悦、早田幸政、工藤 潤、田代 守、大森不二夫、生和秀敏、松坂顕範、高森 智嗣、山田礼子、川島太津夫、蔦 美和子、堀井祐介、堀田泰司、原 和世、前田早苗
    • 総ページ数
      332
    • 出版者
      東信堂
    • ISBN
      9784798916989
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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