研究課題/領域番号 |
18K02726
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09050:高等教育学関連
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研究機関 | 佛教大学 (2022-2023) 神戸大学 (2018-2021) |
研究代表者 |
山内 乾史 佛教大学, 教育学部, 教授 (20240070)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 高等教育 / 研究大学 / 学修支援 / 中国 / 香港 / オーストラリア / 旧帝国大学 / 中華人民共和国 / 内部質保証 / 教育改革 / 持続可能性 |
研究成果の概要 |
日中豪三国の研究大学における学修支援システムを比較検討し、研究に多大なプレッシャーがかかる研究大学の教員に対して、大学としてどのような学修支援システムが用意されているのかを比較検討した。中豪いずれにおいても、研究大学であるだけに、世界各国から入学してくる留学生が増加している。これら留学生はいかに優秀とはいえ、やはり様々なサポートを必要としている。日中豪いずれも学修支援に加えて心理的支援、経済的支援のシステムを構築しようとしているが、留学生の多い中豪両国の場合、特に留学生に特化したシステムが構築されている点が大きな特徴であると考えられ、今後の日本の研究大学にとって課題となると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は一般的な学修支援を論じたものではなく、研究のプレッシャーが教員に大きくかかる研究大学において、いかに学修支援システムを構築していくのが望ましいかを検討したものである。その結果、中国とオーストラリアの研究大学では留学生(大学院生を含む)のサポートシステムの充実に注力していることが明らかになった。ことにオーストラリアでは「大学教育」は重要な輸出品目であり、より多くの留学生の獲得を巡り、他のアングロ=サクソン諸国と競合しているため、中国、インド、インドネシアを中心に留学生獲得のためにサポートシステムの充実を訴えていることが明らかになった。
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