研究課題/領域番号 |
18K02729
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09050:高等教育学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
小湊 卓夫 九州大学, 基幹教育院, 准教授 (30372535)
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研究分担者 |
嶌田 敏行 茨城大学, 全学教育機構, 教授 (00400599)
川島 啓二 京都産業大学, 共通教育推進機構, 教授 (50224770)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 専門的職員 / アドミッション・オフィサー / IR / カリキュラム・コーディネータ / 職務遂行能力 / 入試 / カリキュラム / アドミッション / インスティテューショナル・リサーチャー / カリキュラム・コーディネーター / 大学経営 / 人材育成 / 教学マネジメント |
研究成果の概要 |
教学マネジメントを支える専門的職員の領域として、1)アドミッション・オフィサー、2)IR担当者、3)カリキュラム・コーディネーターの3領域に焦点をあてた調査から、以下の点が明らかになった。職務経験年数、それまでの実務経験の内容、および組織における役割期待によって、職員が身につける能力に大きな違いが出ることが明らかになった。それに加え、日本の大学における専門的職員の活動領域は、限定的であり、かつキャリア形成におけるパスが不明確なことから、一時的職域としての性格が強く、専門性深化の困難さが課題として残っている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大学が多様な社会的ニーズと人材育成に応えるために、大学における専門的職員の必要性が主張されているにも関わらず、その広がりが限定的となっている原因として、大学職員のメンバーシップ型雇用が継続されている点にある。専門的職員の雇用はジョブ型雇用の一形態とみなしうるので、専門性を活かした雇用形態と処遇の在り方を制度化することが急がれる。
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