研究課題/領域番号 |
18K02738
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09050:高等教育学関連
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
松尾 知明 法政大学, キャリアデザイン学部, 教授 (80320993)
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研究分担者 |
馬渕 仁 大阪女学院大学, 国際・英語学部, 教授 (20249402)
森茂 岳雄 中央大学, 文学部, 教授 (30201817)
金 侖貞 東京都立大学, 人文科学研究科, 准教授 (40464557)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 異文化間能力 / 多文化共生 / 日本人性 / 大学 |
研究成果の概要 |
地球の縮小化が進み、文化的に異なる人々との相互の交流や依存が深まる今日的な状況に直面して、異文化間能力(intercultural competence)は、だれにでも求められる資質・能力の一つとなった。本研究では、日本人性の概念に基づく異文化間能力の定義、その育成をめざした大学教育プログラムの考え方・進め方を考察するとともに、①講義・演習型、②プロジェクト型、③海外体験型の3つの領域において、異文化間能力を育成するための授業やプログラムを開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義や社会的意義は、以下の3点が挙げられる。第一に、重要であるにもかかわらず、日本において研究の進んでいない異文化間能力研究に着手した。第二に、異文化間能力の国際的な動向を明らかにするとともに、米の人種理論研究の一つの潮流である白人性研究を基礎とした日本人性の概念に基づき日本の文脈において異文化間能力を定義した。第三に、そうした異文化間能力の定義に従い教育プログラムのデザインを構想し、大学教育において実践を行い、その開発事例を提示した。
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