研究課題/領域番号 |
18K02742
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09050:高等教育学関連
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
山口 洋典 立命館大学, 共通教育推進機構, 教授 (90449520)
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研究分担者 |
河井 亨 立命館大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (20706626)
秋吉 恵 立命館大学, 共通教育推進機構, 教授 (00580680)
宮下 聖史 島根県立大学, 地域政策学部, 准教授 (70755511)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | サービス・ラーニング / 体験の言語化 / SOFARモデル / リフレクション / 大学地域連携 / アクティブ・ラーニング / Problem-Based Learning / 学びのコミュニティ / 市民性 / パートナーシップ / 越境知 / 変容的関係 / コロナ禍 / 物語 / ボランティアセンター / 越境的支援 / ボランティア学 / ルーブリック / キャリア / COVID-19 / ピアサポート / リアル / バーチャル / 体験学習 / ジャーナル / 能動的学修 / 省察 / 地域連携 / 言語化 / 主体的 / 学び / 地域貢献 |
研究成果の概要 |
本研究は教育学、社会開発学、地域社会学を専門とするチームにより、参加型学習における問題解決活動と教育実践の相即への理論的・方法論を体系的に整理し、実証したものである。その際、研究代表者が展開してきた社会心理学の観点からのインター・コミュニティ・デザインについての知見を土台にした。 本研究では学習者個人に照射せず、学びのコミュニティを構成する集団の最適化のため、各々の主体の自己創出を重視した質的研究として展開した。具体的には、米国の教育実践から構築されたSOFARモデルを積極的に援用して、学生の市民性を涵養する規範、実践、手順に注意を払ったカリキュラムの設計と評価の指針を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は、世界的には教授法の一つとして確立されたサービス・ラーニングについて、浸透の途上にある日本においてその内容と意義について明快に整理することができた。それらは国内での論文・学会等に加えて国際学会での発表を通じて公表を重ねてきた。 また、実践的には立命館大学サービスラーニングセンターによる全学教養科目に還元されており、専門科目との接続を前提とした一般教育の水準を超えて、文化的な多様性に配慮した地球市民の育成に貢献できている。加えて、それらの教育実践の成果や課題を日本サービス・ラーニング・ネットワーク等を通じて共有し、新たな実践的研究への効果的な連携・接続を図ることができた。
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