研究課題/領域番号 |
18K02744
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09050:高等教育学関連
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研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
五島 敦子 南山大学, 教職センター, 教授 (50442223)
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研究分担者 |
秋元 みどり 青山学院大学, シビックエンゲージメントセンター, 助手 (20729959)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | コミュニティ・エンゲージメント / サービス・ラーニング / 地域連携学習 / SLCE / Community Engagement / アメリカ高等教育 / 地域連携専門職 / 国際比較 / 日米比較 / 地域連携コーディネーター / カーネギー・コミュニティ・エンゲージメント分類 / 地域連携 / 評価 / 大学 / 地域貢献 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、アメリカ高等教育におけるコミュニティ・エンゲージメントの評価枠組を解明することにある。そのねらいは、地域連携が大学の教育研究の質的向上に寄与する方策を探究することにある。具体的には、地域連携学習(Service-Learning and Community Engagement:SLCE)に焦点をあてて、次の3つの課題を検討した。(1)カーネギー教育振興財団による「カーネギー・コミュニティ・エンゲージメント分類(CCEC)」の評価枠組の特質と課題を解明した。(2)機関比較により、SCLEの類型と特徴を分析した。(3)SLCEの質向上を担う地域連携専門職の資質と課題を検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は、大学の地域連携に対する正当な評価が、研究偏重の文化の見直しと大学の組織改革を促したことを明らかにした点にある。評価指標として重要な点は、大学執行部のリーダーシップ、適正な資源配分と成長戦略、アセスメントの確立、地域連携人材の処遇、地域との双方的・互恵的関係である。とくに、公正な社会の実現に貢献するSLCEプログラムを開発及び運営するには、地域連携専門職(CEPs)を高等教育における新たなプロフェッションとして確立し、長期的な観点から育成する必要があることを日米比較研究を通じて解明した点に意義がある。
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