研究課題/領域番号 |
18K02752
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
坂本 裕 岐阜大学, 教育学研究科, 教授 (20310039)
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研究分担者 |
佐々木 全 岩手大学, 教育学研究科, 准教授 (20758099)
棚野 勝文 岐阜大学, 教育学研究科, 教授 (30774559)
中村 敬子 九州ルーテル学院大学, 人文学部, 教授 (90788902)
佐伯 英明 金城大学, 社会福祉学部, 教授 (20829543)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 自然災害 / 防災対策 / 特別支援学校 / 合理的配慮 / 基礎的環境整備 |
研究成果の概要 |
全国特別支援学校を対象にし,『学校防災マニュアル(地震・津波)作成の手引き』(文部科学省,2012)をもとにした自然災害への対策のための学校の体制状況,すなわち,合理的配慮と基礎的環境整備に関する質問紙調査を2018年12月に行った。未検討の学校が20%以上であった項目は施設との連携,施設の確保,保護者との共通理解,一定期間過ごす想定,BCPの作成,紙おむつの備蓄,足踏み式の痰の吸引器の配備,非常用リュックサックの準備の8項目であった。それぞれの学校において固有の状況があり,検討に至っていないと思われる。しかし,大川小学校の判決を鑑みると,早急に検討する必要があることが指摘された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでその実態調査がなされていなかった特別支援学校を対象とした防災対策に関する全国規模の調査研究を行った。その結果から災害弱者となりやすい障害のある児童生徒が通う特別支援学校はその在学生の障害の状況が多様であることや,スクールバスを使用して小・中学校よりも広範囲から通学することなどから,小・中学校とはまた異なった検討事項があり,その検討を更に進めていく必要があることが明確になった。
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