研究課題/領域番号 |
18K02755
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
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研究機関 | 東京家政学院大学 (2022) 和歌山大学 (2018-2021) |
研究代表者 |
江田 裕介 東京家政学院大学, 現代生活学部, 教授 (00304171)
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研究分担者 |
武田 鉄郎 和歌山大学, 教育学部, 教授 (50280574)
豊田 充崇 和歌山大学, 教育学部, 教授 (60346327)
竹澤 大史 和歌山大学, 教育学部, 講師 (80393130)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 特別支援教育 / ICT / インクルーシブ教育 / 遠隔授業 / 交流及び共同学習 / インクルーシブ教育システム / 遠隔教育 / 支援技術 / 教員研修 / 交流及共同学習 / ICT |
研究成果の概要 |
本研究は、ICTを活用して障害によって生じる児童の学習やコミュニケ―ンの困難を補いながら、多様な教育環境にある児童をオンラインで結び、心理的、教育的インクルージョンの促進を試みたものである。地域の学校と密接に連携し、実践研究と教育交流を行う研究グループを組織し、期間の全体を通じてICTを活用した教材開発と指導法の研究成果を蓄積するとともに、その情報を国内外で公表して共有と啓発に努めた。またTV会議システムを活用して大学と地域の学校を結び、ICTの活用とインクルーシブ教育の展開をテーマとしたフォーラムを開催し、アンケート調査によりその研修効果を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現代のICTは、遠隔地との交流や共同学習の実践領域で有効に活用することができる。インクルーシブ教育システムの構築が目指され、特別支援学校や特別支援学級も「多様な学びの場」の一つとして教育の連続性が求められている。特別支援学校や特別支援学級において、通常の学級の児童との交流及び共同学習を推進することは、今日の重要な教育課題といえる。また、ICTの導入で、場所や時間の制約によって難しかった多様な活動を展開することが可能である。生活の場が離れている状況であっても、教育的、心理的にインクルージョンを進めることが可能であり、特別支援教育におけるICTの導入は、通常の学級以上に効果が大きいと考えられる。
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