研究課題/領域番号 |
18K02766
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
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研究機関 | 福島県立医科大学 (2021) 関西福祉科学大学 (2018-2020) |
研究代表者 |
倉澤 茂樹 福島県立医科大学, 保健科学部, 教授 (40517025)
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研究分担者 |
丹葉 寛之 藍野大学, 医療保健学部, 講師 (30531652)
大歳 太郎 関西医療大学, 保健医療学部, 教授 (40336483)
立山 清美 大阪府立大学, 総合リハビリテーション学研究科, 准教授 (70290385)
中岡 和代 大阪府立大学, 総合リハビリテーション学研究科, 講師 (90708017)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 作業療法 / 特別支援教育 / 小学校 / 発達障害 / コンサルテーション / 就学支援 / 作業療法士 / 学校教育 |
研究成果の概要 |
研究1「不器用さを呈する学習障害児への作業療法士による学校コンサルテーション」通常の学級に在籍する不器用さを呈する学習障害児に対して作業療法士(以下,OT)が約6ヶ月間に亘り7回学校を訪問し,保護者および教職員にコンサルテーションを実施した.結果,文字の読み書きが習得され,教科学習に対する動機の向上も認められた. 研究2「問題行動を呈する児童への作業療法士による学校コンサルテーション」普通学級に在籍する問題行動を呈する児童に対してOTが約1年に亘り10回,保護者・教職員にコンサルテーションを実施した.結果,規則違反的行動,注意の問題などの問題行動が減少し,課題に取り組む頻度も改善した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
通常学級における作業療法士の連携・協働に関する研究は国際的にも乏しい.本研究は我々が開発したコンサルテーション・モデルを活用し,有用性・実行可能性を検討するものである.既に原著論文として2編発表しており,学校教育における教職員と作業療法士の新たな連携・協働へとつながる可能性が期待できる.さらに本知見は,発達分野に携わる作業療法士の育成にも貢献できると考える.
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