研究課題/領域番号 |
18K02776
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
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研究機関 | 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所 |
研究代表者 |
大崎 博史 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所, 研究企画部, 総括研究員 (40359120)
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研究分担者 |
笹森 洋樹 常葉大学, 教育学部, 教授 (40419940)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 高等学校 / 合理的配慮の提供 / 実態把握チェックリスト / 支援のための手がかりシート / 校内研修プログラム / 合理的配慮提供実態把握のチェックリスト / 授業場面における困難さ / 支援のための手ががりシート / 研修 / 特別支援教育 / インタビュー調査 / 特別な配慮の必要な生徒 / 校内支援体制 / 校内研修 / 合理的配慮 |
研究成果の概要 |
本研究は、最初にインタビュー調査を実施し、各高等学校が行う合理的配慮の提供や特別支援教育の推進に関する現状と課題を明らかにした。調査結果からは、各学校で生徒に対する合理的配慮の提供への対応や特別支援教育を推進する校内支援体制に違いがあることが分かった。次に、調査結果を踏まえて、合理的配慮を提供や特別支援教育を推進するための校内研修を企画・立案するための校内課題把握チェックリスト(試案)を2種類作成した。1つが「実態把握チェックリスト(試案)」ともう1つが「支援の手がかりシート(試案)」である。これらの2種類のチェックリスト(試案)を活用した校内研修プログラム(案)を2案開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高等学校では、2018年4月から通級による指導が本格的にスタートしたが、設置数は少ない。しかしながら、通級による指導を行っていない高等学校にも発達障害等のある生徒も含め、特別な配慮を必要とする生徒が多数在籍することが推測されるため、高等学校の教員も特別な配慮を必要とする生徒に対して理解する必要があること、合理的配慮の提供についての知見を持ち合わせることが必要であると考える。そのため、校内研修等を通して、それらの生徒のことを理解し、必要に応じて合理的配慮を提供していくための知見を学ぶ必要があると考える。今回の校内研修プログラムの開発は、現代社会の課題に対応しており、社会的にも意義があると考える。
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