研究課題/領域番号 |
18K02778
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
藤井 慶博 秋田大学, 教育学研究科, 教授 (20711542)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | ICT活用 / 病気療養児 / 学習支援 / 中学校 / 病児 / 教員の意識 / ICT / 教員 / ICT |
研究成果の概要 |
ICTを活用した病気療養児への学習支援に関する学校の実態や教員の意識について調査した。その結果、通常教育に携わる教員の病気療養児に対するICT活用による学習支援への意識は醸成されつつある現状が示唆された。一方で、教員のICT活用のリテラシーを高めることや簡便なシステム構築が課題であることが示唆された。 これらの知見をもとに、ICTを活用した病児学習支援の実践研究を行った。その効果は良好で,児童生徒の復学にも寄与していたことが示唆された。課題として,ネットワーク環境の整備と映像や音声のスムーズな配信,教員のICT活用能力の向上が考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果として、ICTを活用することにより、病気療養児が地元校で教育を受けられるようにするシステムづくりが可能であることが示唆された。システムのメリットとして,双方向でのやりとりが可能であるため、病気療養児が、在籍校の児童生徒や教師とのつながりを確保できることが期待される。また、慢性疾患だけでなく,インフルエンザ等急性期の感染症やけがにより療養が必要な児童生徒、さらには不登校の児童生徒への支援にも寄与するなど汎用性が高いと考えられる。
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