研究課題/領域番号 |
18K02779
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
宇野 彰 筑波大学, 人間系, 客員研究員 (10270688)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ロボットスーツ / 肢体不自由 / 介助 / 腰部 / 介助量負担の軽減 |
研究成果の概要 |
肢体不自由特別支援学校の教員は、ほかの職種に比べて身体的ストレスが高いことが報告されている。本研究では、肢体不自由特別支援学校における職員や、肢体不自由のある児童生徒のいる家庭における介助者の腰部負担の軽減を目的に、腰部を保護するために福祉用に開発されたロボットスーツHALを用いて介助の効果を検討した。その結果、個々人によってその効果が異なることが分かった。主観的には大変効果があっても、少なくとも血圧や脈拍を指標にした場合には、有意な変化は認められなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ロボットスーツHAL腰版(腰HAL)の腰部保護の効果に関して客観的な効果を出すことはできなかったが、実際に使用した対象者の中には、使ってない場合と「全然違う」と感想を述べる教員もおり、主観的評価尺度においても効果的であるという結果が得られた。このことから、今後肢体不自由特別支援学校や肢体不自由のある児童生徒のいる家庭での腰HALの使用により、介助者の身体的負担を少なくすることができていくのではないか、と思われた。
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