研究課題/領域番号 |
18K02781
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
岡澤 慎一 宇都宮大学, 共同教育学部, 教授 (20431695)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 超重症児 / イニシアチブ / 教育的係わり合い / 学習活動 / 実践的研究 / 実践研究 / 子どもイニシアチブ / コミュニケーション |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,超重症児の多様な学習活動のあり方に関して,以下について検討することであった.第1点目は,超重症児のイニシアチブに基づく学習活動に関する長期間にわたる教育実践資料を収集・蓄積し,その実相を明らかにすること,第2点目は,収集された教育実践資料を子どものイニシアチブの観点から検討を重ね,超重症児の学習活動を実現し促進する条件について明らかにすることであった.対象児6名について,各々,教育的係わり合いを重ね,多くの映像資料を収集することができた.いずれの事例も対象児のイニシアチブに基づいた学習活動が展開されることを基本的な方針として進められ,学習活動促進の条件を検討することができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,超重症児のイニシアチブに基づく学習活動に関する実相を明らかにすることができた.また,収集された教育実践資料を子どものイニシアチブの観点から検討を重ね,超重症児の学習活動を実現し促進する条件の一端を明らかにすることができた.これら研究成果は,学会や学術誌,特別支援学校教員の研修等で積極的に重ねて発信されており,今後,特別支援学校の現場における超重症児への教育実践のモデルの一つとなるであろう.
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