研究課題/領域番号 |
18K02782
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
吉野 浩之 群馬大学, 共同教育学部, 教授 (60438637)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 医療的ケア / 実数把握 / 学校 / 医療的ケア児等総合支援事業 / 胃ろう / 巡回指導 / 人工呼吸器 / 特別支援教育 / 小児在宅医療 / 地域連携 / 実数調査 / 指導助言 / 指導医 / 高度医療依存児 / 特別支援学校 |
研究成果の概要 |
医療的ケア児をめぐる社会情勢は大きな変化がみられる。障害福祉法の改正や医療的ケア児支援法の制定により、本研究期間中にもダイナミックな変化があった。そうした中で、元来の目的である医ケア児の実態の調査を行うとともに、都道府県レベルでの医ケア児支援モデルの提唱、学校における医療的ケアの先進的な試みや困難事例への対応について検討した。しかし、研究年度途中からコロナ渦に見舞われたため、実地調査の全国展開など一部の調査を縮小しておこなった。さらに研究年度途中に行われた医ケア児支援法の制定に伴い、急激な社会的変化がみられたため、医ケア児支援法とそれに伴う制度変化への提案も追加して調査研究を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医療的ケア児への対応は、平成28年の児童福祉法等の改正で法律に明記され、令和3年に制定された「医療的ケア児支援法」によって大きな変貌を遂げた。本研究は児童福祉法等の改正前の医ケア児の現状に基づき、2つの法律の改正・制定による大きな社会的変化を踏まえつつ、医ケア児の現状、地域社会での対応、さらに医ケア児が多くの時間を過ごす「教育機関」での対応の変遷および積極的な受け入れのために研修の推進などについて検討を行ってきた。これにより、「医ケア児支援法」後のこれからの医療的ケアと、医ケア児およびその家族の支援について適切な提言を行うことができた。
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