研究課題/領域番号 |
18K02794
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
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研究機関 | 福岡教育大学 |
研究代表者 |
一木 薫 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (30509740)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 自立活動 / 新任教師 / 直面する課題 / 個別の指導計画 / 現職研修 / 教員養成 / 特別支援学校 |
研究成果の概要 |
自立活動の指導を担う新任期の教師は、≪指導計画作成の難しさや不確実性への不安≫≪指導力のなさ≫に直面する中、≪他教師に相談≫し≪文献に学ぶ≫ことで≪子どもとの関わり方の工夫≫を図り、≪子どもの変容≫に手応えを覚え、<子ども理解が深まる><指導計画立案の手続きの理解が深まる>等の≪自身の変容≫を実感していた。教員養成段階で自立活動の指導計画立案の手続きについての理解を促すこと、特別支援学校には協働性による《個別の指導計画作成システム》を基盤とした研修体制を構築することが、今後の課題である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
特別支援学級や通級による指導の対象となる児童生徒は年々増加傾向にある。このことは、自立活動の指導の担い手の拡大を意味する。一方で、自立活動については各教科のように学習指導要領に目標の系統性や扱う内容の順序性が規定されないことから、指導を担う教師は自らが立案した指導計画に不安を覚える現状にある。これは、センター的機能を担う特別支援学校の教師も同様である。本研究は、自立活動の指導を担う新任教師が直面する課題や課題への対処の経年的変化を明らかにした。自立活動の指導を担う教師の養成ー研修を検討する際の根拠資料として意義がある。
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