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重症心身障害児の生理心理学的評価・情報をもって保育者の自己効力感を高める

研究課題

研究課題/領域番号 18K02796
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09060:特別支援教育関連
研究機関埼玉県立大学

研究代表者

林 恵津子  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (00413013)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード重症心身障害児 / 瞬目 / 発達評価 / 刺激受容評価 / 瞬き / 刺激の受容 / 対人行動 / 環境刺激の受容 / 保育者の自己効力感
研究成果の概要

重症心身障がいのある児(以下、重症児とする)は、表出行動に著しい制限がある。そのため、言語・非言語コミュニケーション手段を用いて意図や感情を伝えることが難しい。本研究では、重症児の瞬きから推察できる刺激受容の評価を保育者に情報提供することを目的とした。
特に、経年記録を行うことで、発達検査などでは把握しにくい子どもの育ちを保育者・保護者と共有したいと考えたが、コロナ禍ウイルスにより、施設を訪問することが困難となった。研究計画にあげたことをすべて行うことは難しいが、研究期間の初期に取得した瞬目記録を解析し、場面ごとの瞬目出現のありようをまとめている。

研究成果の学術的意義や社会的意義

重症児は、表出行動に著しい制限がある。そのため、言語・非言語コミュニケーション手段を用いて意図や感情を伝えることが難しい。保護者や支援者は、自らの働きかけが届いている、本人に快適な刺激であると確信が持てないことがある。そのために、保育者の自己効力感の低下が危惧される。重症児の覚醒状態、緊張、注意・興味の様相について客観的評価があれば保育者の自己効力感は維持されると考えている。本研究では、重症児の対人場面における瞬きを記録・観察する。瞬きから推察できる評価を保育者に情報提供し、より適切な働きかけについて協議を重ね、保育者の自己効力感を高める一助になることを目的とした。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2021 2020 2019

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 子どもの病気や障がいに悩みのある家庭の生活状況-「埼玉県子どもの生活に関する調査」の再分析-2021

    • 著者名/発表者名
      林 恵津子
    • 雑誌名

      子ども・教職研究

      巻: 4 ページ: 23-32

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 就学前の子どもにおけることばと社会性の発達2020

    • 著者名/発表者名
      林 恵津子
    • 雑誌名

      母と子の健康

      巻: 73 ページ: 7-11

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 自閉スペクトラム症(ASD)の常同行動2020

    • 著者名/発表者名
      林 恵津子
    • 雑誌名

      臨床精神医学

      巻: 49 ページ: 1783-1790

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] 瞬目を指標にした重症心身障害児の刺激受容評価2019

    • 著者名/発表者名
      林恵津子
    • 学会等名
      日本特殊教育学会第57回大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-01-30  

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