研究課題/領域番号 |
18K02812
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
野中 美津枝 茨城大学, 教育学部, 教授 (90522029)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 授業研究 / 授業デザイン / 授業改善 / 家庭科 / 生活課題解決能力 / アクティビティ / 授業分析 |
研究成果の概要 |
本研究では、生活課題解決能力を育成する授業改善として、「対話的で深い学び」に焦点を当て、1)ロールプレイングを導入した知識構成型ジグソー法による問題解決学習モデルの構築、2)アクティビティに応じた効果的な表現方法、3)「深い学び」を測る授業分析の手法と授業改善モデルの作成を目指し、実証的に検証した。その結果、「ロールプレイングを導入した知識構成型ジグソー法」の授業設計モデルを用いて開発した教材は、当事者として生活や社会の問題に向き合う効果があり、対話的で深い学びにつながることが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義や社会的意義は、21世紀の子どもたちが社会で生きていくために必要な力(21世紀型学力)として挙げられている市民性や協調的問題解決能力の育成が期待できることである。開発した教材は、少子高齢化、家族や地域福祉、食育、消費者教育、持続可能な社会の構築など今日の生活にかかわる社会問題を題材に取り上げている。また、「ロールプレイングを導入した知識構成型ジグソー法」の授業設計モデルを用いることで、教材開発の汎用性が期待でき、授業改善にも役立つ。
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