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盲聾者と健常者の双方向情報交換を可能とする障害補償システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K02813
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09070:教育工学関連
研究機関筑波技術大学

研究代表者

大武 信之  筑波技術大学, 障害者高等教育研究支援センター, 客員研究員 (10223851)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード盲聾者 / 全盲 / 聾者 / 点字 / 墨字 / 手話 / 点字ディスプレイ / 点字入力装置 / タブレット端末 / 点訳 / 墨訳 / 音声認識エンジン / 健常者 / 情報補償機器 / コミュニケーション
研究成果の概要


点字と手話の知識のない人が,盲聾者とコミュニケーションをとるため,双方の情報授受が容易にできるツールを開発した.本ツールにおいて,盲聾者の情報発信は,点字を墨字(晴眼者が読める文字)にし健常者へ伝え,盲聾者の情報受信は,健常者の音声情報を点字にして盲聾者が授受する形式をとっている.情報交換の手段として,盲聾者と健常者双方の情報授受は,手話を使うことなく,点字を介して行われるが,健常者は点字の知識を必要とせず使用できるシステムである.

研究成果の学術的意義や社会的意義

盲聾者とコミュニケーションを取るには、点字および手話に精通していないことには意思疎通ができない。点字ボランティアは手話を学んでなく、手話ボランティは点字を学んではいない。ましてや、盲聾者に高等教育機関で専門教育を行う者は、点字もおよび手話について素人である。点字と手話に関する知識がない健常者が、盲聾者とコミュニケーションが取れるシステムがあれば、容易に意思疎通が可能となる。本課題では、健常者の音声を点字に変換し盲聾者に伝え、盲聾者からの情報を点字で受け取り、墨字に変換するソフトウェアとして開発できれば、障害者の学習(学修)や自立の手助けとなり、人的およびコストの軽減となり、社会に貢献できる。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2021 2019 2018

すべて 雑誌論文 (1件) (うちオープンアクセス 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 点字による盲聾者のためのコミュニケーション・ツール開発2018

    • 著者名/発表者名
      クロイヒヴィーク・ズザンネ、仲 正幸、大武信之
    • 雑誌名

      電子情報通信学会、信学技報

      巻: 42 ページ: 23-28

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [学会発表] オンライン授業用点字入力ツール開発2021

    • 著者名/発表者名
      河原正治,吉田幹矢,仲正幸,大武信之
    • 学会等名
      電子情報通信学会,信学技報,ET2021-16, pp5-8.
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] MathML3.0における表現形式から意味形式へのコンバータツールの開発2019

    • 著者名/発表者名
      荒川玲佳,浅本紀子,大武信之
    • 学会等名
      情報処理学会アクセシビリティ研究会(第11回研究会)
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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