研究課題/領域番号 |
18K02814
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
北澤 武 東京学芸大学, 教育学研究科, 准教授 (80453033)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | STEM教育 / STEAM教育 / 情報活用能力 / 教科目標 / 教員養成 |
研究成果の概要 |
本研究は,各教科の目標と情報活用能力に着目しながら,STEM/STEAM教育のための授業デザインを開発・実践・評価し,それを教えることができる教員養成・教育システムを開発・評価することを目的とした.3年間の研究の成果は以下の通りである. 1)小学校のプログラミング教育におけるSTEM/STEAM教育の要素を言及した.2)現職教員のSTEM/STEAM教育に対する意識を授業参観で向上させた.3)中学校理科(物理)のSTEM/STEAM教育を意識した授業実践において,ICTの活用と対話量の関係を明らかにした.4)高校生のプログラミング経験の有無によるプログラミングに対する意識の差異を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
昨今,日本型STEM/STEAM教育の授業実践が求められている.また,児童生徒1人1台端末が普及し,かつ,情報活用能力を育成することが新たに加わった新学習指導要領が,2020年度より小学校から段階的に施行された.そこで,各教科の目標の到達度や学習者特性,情報活用能力に着目した日本型STEM/STEAM教育の在り方に示唆を与えることが求められている. 本研究の研究成果は,児童生徒の情報活用能力を高める方略や教師の支援方法を明らかにした.この知見は,我が国の児童生徒の21世紀型能力を向上させる点と,科学技術や芸術分野を担う人材育成に貢献する点で,意義ある研究である.
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