研究課題/領域番号 |
18K02821
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
寺嶋 浩介 大阪教育大学, 連合教職実践研究科, 准教授 (30367932)
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研究分担者 |
藤井 佑介 長崎大学, 教育学部, 准教授 (20710833)
時任 隼平 関西学院大学, 高等教育推進センター, 准教授 (20713134)
泰山 裕 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (90748899)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 教員研修 / 集合研修 / 研修転移 / 教師教育 / 経験学習 / リフレクション / 教師 |
研究成果の概要 |
本研究では,教師が集合研修の成果を校内で転移させられるように,その実態を明らかにし,支援方策を考えようとした。 まず,研修転移モデルを構築し,具体事例を通してモデルにおける要因がどのように機能しているのかを検討した。インタビューをもとに仮モデルを作成 し,それを検証するために,8名の教員に対する追加インタビューを実施した。その結果,作成した転移モデルは大枠で支持された。これらの結果をもとに,教員研修の転移プロセスモデルを提案した。 そのモデルをもとに,具体事例を分析した。以上と同時並行し,研修転移を促すアクションプランシートを開発し,日本教育工学会において発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,教員研修プログラムそのものの開発ではなく,その後の教師の行動(研修転移)を支援するという視点から組み立てられた研究である。これまで,教師教育分野において,研修転移はその評価の難しさから研究対象とはされてこない傾向にあったが,本研究では,教師教育における新たな視点を提供した。 また,研修転移そのものを評価するのではなく,研修転移を充実させるためのツールを開発した。これまで,教師教育における研修転移の評価の難しさに課題があった。しかし,研修転移を支援するという視点からツールを開発する教育工学的アプローチによる研究とし,旧来から言われてきた問題を乗り越えようとした。
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