研究課題/領域番号 |
18K02823
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
仲道 雅輝 愛媛大学, 教育・学生支援機構, 准教授 (90625279)
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研究分担者 |
竹岡 篤永 新潟大学, 教育・学生支援機構, 特任准教授 (30553458)
根本 淳子 明治学院大学, 心理学部, 准教授 (80423656)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 学習経験の質モデル / 初年次教育 / 学習者要因 / インストラクショナルデザイン / 美学第一原理 / ID美学第一原理 / 環境要因 / インストラクショナル・デザイン / 学習経験要因モデル / ID美学の第一原理 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、学習経験の質を高めることを通じて主体的学習者を育成する学習経験要因モデルによる主体的学習者育成プログラムの開発である。本成果により、高等教育における初年次教育プログラムを改善し、学生の学習経験にはたらきかけることで主体的学習者への成長を支援した。 国内外の先行研究調査を経て、授業改善ヒント集を日本リメディアル教育学会誌に投稿し実践報告として採録された。さらに、教育実践への適用を試み、PBL型授業で実施しており、受講学生を対象としたデータ収集と分析を行った。成果は、大学教育実践ジャーナルに採録された。最終年度は、ヒアリングの対象数を増やし、より充実したヒント集を完成させた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ヒント集の実践実績の蓄積は、愛媛大学においてPBL型授業で適用、実施した。実施方法を、学生の学ぶ意欲を引き出す構造となるよう、交流の機会を増やし、企画遂行時のリフレクションを密に行う、自由に意見を言い合える環境をプロジェクト早期から確保する等の改善を実施した。学生間の交流期間を長くすることで、関係性の構築が促進され、満足度や充実度が向上するなど、学生自身の成長の実感につながる等の結果が得られた。このようなヒント集による授業改善が、プロジェクト型教育実践の効果の向上に有用であることが分かった。
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