研究課題/領域番号 |
18K02829
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 聖徳大学 |
研究代表者 |
東原 文子 聖徳大学, 教育学部, 教授 (60272150)
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研究分担者 |
北畑 彩子 聖徳大学, 教育学部, 講師 (40779881)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ICT活用 / 学びの連続性 / 合理的配慮 / 学習困難 / 臨床活動 / プログラミング教育 / 発達障害 / 心理教育的アセスメント / 特別支援教育 / ICT / 心理アセスメント / 教材開発 / 心理アセメント / オンライン学習支援 |
研究成果の概要 |
本研究は、「学びの連続性」を目指す特別支援がICT活用で実現できることを、1)子どもの経年変化(個人内・縦)やリソース連携(個人内・横)や2)子どもどうしの協働の学び(個人間・横)の連携の観点から検証することを目的とした。1)では、コロナ禍のため対面の臨床をやむなくWeb会議システム上での臨床にしたところ、子どもの特性に応じたPC教材が対面時と遜色なく提供でき、むしろ対面時よりも学習者の注意を引き付ける方策を練ることができた。2)では、障害学生と健常学生の間を取り持つ合理的配慮としてのICT活用、小学校において必須となったプログラミングにおける児童どうしの相互作用を可視化することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中教審答申(2021)は、「令和の日本型教育」として個別最適な学びと協働的な学びを重視している。本研究ではまさに、ICTの活用により、学習困難児の認知的特性に立脚した教材が作成でき、個別最適な学びを目指せた。一方で、要配慮児と同胞との間を取り持つ合理的配慮の位置づけでのICT活用を媒介することで、協働の学びの場ができることがわかった。折しもGIGAスクールにより1人1台タブレット状況になったものの、協働の学びをどう実現したらよいか教育現場では急速にニーズが高まっている分野である。
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