研究課題/領域番号 |
18K02835
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 創価大学 |
研究代表者 |
関田 一彦 創価大学, 教育学部, 教授 (70247279)
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研究分担者 |
山田 嘉徳 関西大学, 教育推進部, 准教授 (60743169)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 大学教員の授業観 / FD研修 / アクティブ・ラーニング / 学習者中心の授業 / 授業観 / 学習者中心 / FD / 授業改善意欲 / 授業改善 / 大学教育 / 大学教員の教育観 / FDへの期待感 / 教員研修 / 高大接続 |
研究成果の概要 |
本研究では、アクティブ・ラーニングの普及に伴う学習者中心の授業改善に際し、当事者である教員が持つ教育観や授業に対する考え方に着目し、授業観の構造の解明を試みた。まず、学習者中心の授業改善に向かう授業観尺度を作成し、その構成要素を検討した。さらに、教員へのインタビュー調査により、その要素間の関係を質的に探り、作成した尺度の内容妥当性を検討した。最終的に、パス解析を通じて教員の学習者中心志向の授業観に対し、「変化への抵抗感」「支援受容感」「固定能 力観」「授業効力感」の4つの下位尺度を特定し、その影響関係を確認した。こうした授業観の違いを踏まえた教員研修の必要性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アクティブ・ラーニングに象徴される学習者中心の授業改善に向け、どのような授業を良しとし、どのような教育成果を求めるのか、教員の授業観・教育観が大学教員の授業改善に向けた態度に与える影響が明らかとなった。これにより、授業改善に関するFD研修を企画・開発する際に留意すべき点が示された。また、大学教員の授業観を測る尺度が作成されたことにより、学部や大学ごとの授業観の比較や、研修前後の変容を量的に把握することができるようになった。
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