研究課題/領域番号 |
18K02836
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 金沢工業大学 |
研究代表者 |
鎌田 洋 金沢工業大学, 情報フロンティア学部, 教授 (20569884)
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研究分担者 |
山岸 芳夫 金沢工業大学, 情報フロンティア学部, 教授 (60290087)
鷹合 大輔 金沢工業大学, 工学部, 准教授 (90440487)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 教育システム / 映像メディア処理 / プログラミング学習 / 色彩学習 / 双方向授業 / 集団指導 / 個別学習 / 色彩 / 個別指導 / 双方向コミュニケーション / 学習指導 / 誤答 / プログラム解析 / Webページ学習 / 動画像学習 / 錯視 / 錯視学習 / 画像処理 |
研究成果の概要 |
理想的な教育形態である1対1の個別指導に、近い教育を実現するITシステムを追求した。教育環境を集団指導と個別学習に分けて、それぞれの教育環境ごとに個別指導に近い教育を実現するITシステムの要件を追求した。ITシステムにおいて実現できていない人間の教師の本質的な機能は、個々の学習者の状態を認識する機能であるという仮説のもとに、個別指導を実現する条件である学習者の状態の認識機能を画像処理技術を応用して実現した。特に、代表的な誤答に助言を行う記述式プログラミング機能と誤答データの自動収集機構を実現した。さらに、実現した学習者の状態の認識機能を用いて教育ITシステムを構築して、教育効果を実証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来の教育システムの研究では、学習者に呈示する学習情報の研究が中心であり、学習者の学習状態は学習項目の学習履歴を用いて研究されてきた。これに対して、本研究は、学習者の挙動を認識して学習者の状態を把握して学習に役立てる教育システムに関する学術的に独自の研究である。 また、本研究はSDGsの質の高い教育を実現する教育目標に資する意義に加えて、社会で需要度の高い学習領域として、2020年に小学校で必修化されたプログラミング学習とグローバル化の中で日本の競争力の源泉であるクールジャパンのためのコンテンツ制作の基礎となる色彩学習を取り上げてITシステムを構築して実証したことは社会的意義がある。
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