研究課題/領域番号 |
18K02839
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 朝日大学 |
研究代表者 |
藤野 良孝 朝日大学, 保健医療学部, 教授 (40462767)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | オノマトぺ / 幼児教育 / 法教育 / 規範意識 / 道徳教育 / オーディオブック / オノマトペ / アニメーション / 音声感性情報 / 幼児 / 道徳科 / 絵本 |
研究成果の概要 |
絵本の読み聞かせで使用するオノマトペが、幼児の道徳教育の理解と意識の醸成に関係する要因の1つである事を示す為、オノマトペの音声感性情報が与える影響を調べた。 結果、カラーのオノマトペと絵の組み合わせが読み手の理解を促す構成として高評価された。特に誘目性が高い赤文字と鮮やかな絵は、視認性が高まり視線停留する場が多岐に渡る傾向から問題の気づきや意識を促す可能性が示唆された。オノマトペの色と文字種の関係性は、鮮やかで高濃度色と手書きの対応関係が示された。以上を基に形成的評価を行い、幼児の道徳教育オノマトペオーディオブックを開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究の成果物である「幼児のための道徳教育オノマトペオーディオブック」は、オノマトペの感性情報によって幼児が道徳的問題を自らの力で見つけること、してはいけないことを気づき理解すること、被害を受けた側の心情を読み取ることなどが容易にでき、コンテンツの有用性と妥当性が得られた。これにより、幼少期から小学校で実施されている「道徳科」の知識早期成熟化を育むことができる。また、オノマトペオーディオブックはスマートフォンやiPadなどでも簡単に読むことができると同時に、YouTubeでアニメーションとしても視聴可能なことから、汎用性が高く道徳の地平が拓かれるアプローチとして社会的意義は大きい。
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