研究課題/領域番号 |
18K02842
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
|
研究機関 | 鈴鹿大学 |
研究代表者 |
小川 真由子 鈴鹿大学, こども教育学部, 准教授 (70736389)
|
研究分担者 |
福田 博美 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (90299644)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 高機能患者シミュレータ / 養護教諭 / シミュレーション教育 / 臨床判断 / 救急処置 / プログラム開発 / 食物アレルギー / アナフィラキシー / 反復学習 / 学校看護 / フィジカルアセスメント / バイタルサイン / 高機能患者シミュレーター |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、養護教諭の救急処置を行うにあたっての臨床判断能力を向上させることであり、高機能患者シミュレータを活用したシミュレーション教育のプログラム開発を目指した。結果として、救急処置における臨床判断能力の向上にはシミュレーション教育が高い効果を示すことが明らかとなった。また、緊急対応への自信や学習への意欲を向上させることや、反復学習の効果も認められた。緊急時の対応に関する研修を継続的に複数回受講することや、現場の再現性を高め、高機能患者シミュレータを活用して異常な状態を体験させるなど臨場感を高める講習の有効性が示唆された。今後はより教育効果が期待できるものに昇華させることを目指したい。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
子どもの命を守るためには養護教諭の看護力が問われ、専門的な知識や技術だけでなくそれらを統合した臨床判断能力が必要であり、それらの修得を可能にするシミュレーション教育の開発は学術的意義があると考える。これまで養護教諭教育には導入されていなかった分野であり、創造性も認められる。また、学生だけでなく、現職や一般教員への研修にも活用することができ、社会的意義も見出される。
|