研究課題/領域番号 |
18K02843
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
本村 康哲 関西大学, 文学部, 教授 (80299122)
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研究分担者 |
稲葉 利江子 津田塾大学, 学芸学部, 准教授 (90370098)
小林 至道 青山学院大学, アカデミックライティングセンター, 助教 (60784692)
毛利 美穂 関西大学, 東西学術研究所, 非常勤研究員 (70556026)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | ライティング / ルーブリック / ピアレビュー / オンライン学習 / グループワーク / 評価 / ユーザビリティ / ハロ効果 / オンライン / eポートフォリオ |
研究成果の概要 |
本研究の目的はライティング指導におけるピアレビューの精度を向上させることである。そのために、ピアレビュー機能を実装した研究プラットフォーム“ActiveClass”を構築した。また、複数の観点を持つルーブリックを使用した評価におけるレビュアの評価行動を調べた。その結果、先行評価と後続評価の差が大きい場合には、評価の差を減少させる方向へレビューが行われる傾向にあった。また、これまで行われてきた1つの成果物に対して複数の観点をもつルーブリックで評価するよりも、1つの観点で複数の成果物を評価する方がレビューの精度が向上することが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
知識基盤社会において文章を作成するためのライティング能力は知的生産を担う主要な能力である。この能力を育成するためには、執筆後できるだけ短時間のうちに読み手による反応を返すことが重要である。そのためにライティング指導では学生同士によるピアレビューがよくおこなわれるが、レビューの精度を向上させることが課題となっている。本研究ではオンライン環境下でルーブリックを用いたピアレビューについて、学生レビュアの特性を明らかにすることで、これまで行われてきたルーブリック評価とは異なるレビュー手法を検討した。
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