研究課題/領域番号 |
18K02846
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 四国大学 |
研究代表者 |
奥村 英樹 四国大学, 生活科学部, 教授 (80233477)
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研究分担者 |
上野 昇 四国大学, 生活科学部, 准教授 (20761670)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 3Dプリンタ / ものづくり教育 / カリキュラム開発 / 教材開発 / 教員研修 / STEAM教育 / 学校教育 / 初等教育 / 中等教育 / ものづくり / カリキュラム / 教師教育 / 研修カリキュラム |
研究成果の概要 |
3Dプリンタを用いた教材開発研修カリキュラムの開発とその効果を検証した。具体的には、3Dプリンタの利点である即時性と個別性が活きる教材制作場面の存在を確認し、1日の研修で基本的な発想法と技能が習得可能なことを実証した。また、開発したカリキュラムが児童・生徒の「ものづくり教育」に応用可能であることを示した。研究成果として、即時性と個別性を考慮した教材の数々が考案・作成され、研修後のアンケート結果からは高い満足度と有効性が確認された。これにより、3Dプリンタが教育に大きく貢献することが示された。更に、これらの実践を元にSTEAM教育の講座設計にあたっての要件も提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義として、3Dプリンタの利点である即時性と個別性を活かし、教員・児童・生徒の「ものづくり教育」を促進するカリキュラムを提案した点が挙げられる。また、短絡的な技術体験活動の設計ではなく、「ものづくり教育」を前提としたカリキュラムの特徴や要件を規定することで、STEAM教育等のインストラクショナルデザインの研究にも貢献している。 社会的意義としては、教育現場における3Dプリンタの普及と実践的活用を促進する点がある。これにより、研修を通じて教員自身が創意工夫を発揮し、児童・生徒に対してより魅力的で効果的な教育を提供することが可能となり、未来の科学技術者を育成する基盤を整えることも期待できる。
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