研究課題/領域番号 |
18K02854
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 筑波技術大学 |
研究代表者 |
鮎澤 聡 筑波技術大学, 保健科学部, 教授 (20400682)
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研究分担者 |
周防 佐知江 筑波技術大学, 保健科学部, 研究員 (00816077)
佐々木 健 筑波技術大学, 保健科学部, 准教授 (30320625)
福永 克己 筑波技術大学, 保健科学部, 講師 (50455945)
白岩 伸子 筑波技術大学, 保健科学部, 教授 (80762202)
石崎 直人 筑波技術大学, 保健科学部, 教授 (90212878)
近藤 宏 筑波技術大学, 保健科学部, 准教授 (10464786)
成島 朋美 筑波技術大学, 保健科学部, 助教 (20827365)
櫻庭 陽 筑波技術大学, 保健科学部, 准教授 (70387934)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 視覚障害教育 / 情報障害支援 / アクティブラーニング / タブレット端末 / 視覚障害支援 / アクティブ・ラーニング |
研究成果の概要 |
視覚障害学生の高等教育における情報障害支援としてタブレット端末の活用を検討した。視覚障害を有しても目的の資料を容易に検索でき、学生自らで写真などを用いてまとめを作成できる学習ツールを開発し、学生の自習やグループ学習に用いた。また、タブレット端末を用いてPBL(Problem-Based Learning)チュートリアル型講義を実施し、資料やディスカッション内容の呈示や記録に活用された。遠方の視覚支援学校とのオンラインでの実技の遠隔教授では、実技の撮影とモニターにおいてタブレット端末が活用された。可搬性・機動性に富むタブレット端末は、視覚障害学生のアクティブラーニングに有用である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Information and Communication Technology (ICT)の活用は特別支援教育の重要項目にもあげられているが、視覚障害教育におけるその有効な活用方法については検討されてこなかった。またICTの活用についてはこれまで「視覚障害支援」について論じられることが多かったが、本研究においては「情報障害支援」としての活用に着目した。特にタブレット端末のもつ可搬性・機動性は学生の能動的学習を促すことにつながる。タブレット端末はアクティブラーニングの促進に有用と考えられ、本研究はその方法の一端を明らかにした。
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