研究課題/領域番号 |
18K02862
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
西村 竜一 和歌山大学, データ・インテリジェンス教育研究部門, 講師 (00379611)
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研究分担者 |
原 直 岡山大学, ヘルスシステム統合科学研究科, 助教 (50402467)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | グループワーク / PBL / 深層学習 / オンライン授業 / 敵対的生成ネットワーク / 音源分離 / 話者匿名化 / 音情報処理 / 音声匿名化 / アノテーション / 機械学習 |
研究成果の概要 |
本研究では、グループワークの指導者支援システムを音情報処理の技術を応用して実現するための技術開発を行った。(1) 音源分離機能を評価し、学修者が装着するウェアラブルデバイスを改良した。(2) 学修者の参加姿勢等を可視化するための深層学習識別アルゴリズムを検討した。(3) グループワーク記録システムとグループワーク参加情報アノテーション支援システムを開発した。(4) 深層学習声質変換の応用によるグループワーク収録発話の話者匿名化手法を検討した。新型コロナウイルスの影響を受けて、当初計画を変更し、対面実験等は見送ることとなったが、オンライン教育に有益な新たな知見を得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大学においてもアクティブラーニングやオンライン教育等の教育手法の導入が求められており、指導者の負担は増加傾向にある。指導者を技術的に支援するシステムの開発は必要である。現状では、実用には至っていないが、必要な要素技術の整理と開発はできており、コロナ禍後の社会や教育現場の動向にも注意しながら、研究を継続する必要があると考える。なお、本研究の成果に対して、筆頭発表の学生が学会賞(DICOMO2020ヤングリサーチャー賞)を受賞している。
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