研究課題/領域番号 |
18K02870
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
大西 建輔 東海大学, 理学部, 准教授 (00303024)
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研究分担者 |
北林 照幸 東海大学, 理学部, 教授 (40408000)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | Virtual reality / 理科教材 / 数学教材 / 音声入力 / 視線入力 / VRアプリ / 数学教育 / ヴァーチャル・リアリティ / スマートフォン / 教育 / 数学 / 理科 / ヴァーチャルリアリティ / 物理学 / 教材 / 斜方投射 / 理科教育 / 曲面の描画 / 放物投射 / モバイル / 物理 |
研究成果の概要 |
本研究の成果として、VR教材アプリを2種類公開した。一つは斜方投射を体感できる高校生向けアプリであり、もう一つは音声入力を用いて2変数関数を描画できるアプリである。 前者のアプリを評価した論文では、中等教育でのVRアプリを用いる際のフレームワークを提案し、高等学校での評価実験により、その有用性を示した。後者のアプリに関する論文は2編ある。一つはヘッドマウントディスプレイ向けのアプリを、もう一つはAndroid携帯向けアプリを評価したものである。両アプリ共、音声入力により数式を入力し、2変数関数を描画する。音声入力に対する評価はいずれの場合もよくなく、今後も研究を続けていく必要がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を始めた2018年時点では、VRアプリもまだ少なく、特に学校教育での導入を考えたアプリはほとんどなかった。 我々は、中等教育でも導入が可能となるフレームワークを考案した。そのフレームワークで利用可能なAndroid携帯向けVRアプリを開発し、評価実験をおこなった。これにより、VRアプリを用いることで、中等学校の生徒の興味を引き出すことができることがわかった。特に、2021年に作成した2変数関数の描画アプリは、音声入力や視線入力を用いたものである。これらの入力方法は、2022年に発表されたApple社のシステムにも採用されている手法であり、今後の開発にも活用できる入力手法となっている。
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