研究課題/領域番号 |
18K02871
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 東京女子大学 |
研究代表者 |
加藤 尚吾 東京女子大学, 現代教養学部, 教授 (80406735)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | グループチャット / テキストメッセージング / ネット依存 / マルチタスク / スマートフォン / 情報教育 / 情報モラル / 感情伝達 / モバイル端末 / コミュニケーション / モバイル / 感情 / 依存 / グループ作成機能 |
研究成果の概要 |
本研究は、コミュニケーションを目的とするスマートフォンアプリでのグループ作成機能に着目し、グループでのコミュニケーションにおけるユーザの感情面を検討するものである。例えば、ユーザがLINEのグループトークで返信を待たされることによって発生するネガティブ感情に関して、LINEへの依存度や、登録している友達の人数やグループの数などとの関係を調査した。また実験を行い、テキストメッセージの種類(丁寧な文、くだけた文、くだけた+絵文字や顔文字を使用した文)によって感情伝達の正確さを検討した。これらの調査・実験によりモバイル端末でのグループコミュニケーションへの依存や感情面を様々な角度から検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究が焦点を当てているインターネットを用いたスマートフォンでのテキストベースのコミュニケーションにおいて、グループでの使用は一対一に比べて感情的な方略が多様になる。それゆえ、メンバーの心的な負担につながり、結果としてモバイル端末のコミュニケーションへの依存の原因の一つになっているのではないかと考えられる。更に、グループからの追放やグループ内での無視が現在のネットいじめの一つであると考えられる。本研究で得られた知見は、教育現場におけるネットいじめやトラブルへの対応や予防に応用できる。
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