研究課題/領域番号 |
18K02872
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
金子 真隆 東邦大学, 薬学部, 教授 (90311000)
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研究分担者 |
高遠 節夫 東邦大学, 理学部, 訪問教授 (30163223)
北本 卓也 山口大学, 教育学部, 教授 (30241780)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 動的幾何システム / 数学探究学習 / 操作ログの解析 / Learning Analytics / 対話分析 / 動的幾何 / 操作ログデータ / Moodle / 数学探求学習 / Productive Failure / 探求学習 / CindyJS / mobile learning / 操作ログの自動取得 / 行動分析 / 操作経過の記録 / 対話のテキスト分析 |
研究成果の概要 |
本研究は、学習者が動的幾何システムで生成された数学コンテンツを操作した際のログデータを蓄積し、これを時系列的に分析することで思考プロセスを解明することを目指したものである。操作を再現するシステムの構築という当初の目的を変更し、プロセスの全体像を一目に把握できるシステムを構築した。協調学習の場面で用いた際の対話のログなどとの対照により、操作ログの特徴量の遷移をうまく把握することで、思考プロセスを解明できる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ICTを用いた教育、とくに探究的な活動を伴う教育については、学習者に適切な学習支援を行う上で、学習者の利用状況を教授者が迅速に把握し、思考プロセスを的確に把握する必要がある。本研究は、数理モデルの動的な操作のログを蓄積し、そこから適切な特徴量を抽出することで、思考プロセスを把握できる可能性を強く示唆するものであり、数理科学におけるICTを用いた探究学習における学習支援を設計する上で、有益な指針を与えると期待される。
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