研究課題/領域番号 |
18K02875
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 関西外国語大学 |
研究代表者 |
森田 健宏 関西外国語大学, 英語キャリア学部, 教授 (30309017)
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研究分担者 |
浦嶋 敏之 関西外国語大学, 英語キャリア学部, 教授 (30806534)
松河 秀哉 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 講師 (50379111)
堀田 博史 園田学園女子大学, 人間教育学部, 教授 (60300349)
佐藤 朝美 愛知淑徳大学, 人間情報学部, 教授 (70568724)
黒田 秀子 関西外国語大学, 英語キャリア学部, 准教授 (20706931)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 園務情報化 / 保育職の働き方改革 / 情報管理の確実化 / 管理職の高度情報利用 / 保育職のミドルリーダー支援 / デジタルディバイド / 次世代の保育者養成 / 情報基礎能力 / ミドルリーダー支援 / 管理職研修 / 保育者の実践記録支援 / 保育者の業務支援 / 園務支援システム / 情報利用スキル / 情報利用の熟達化 / ICT利用スキル / 幼小連携の情報共有 / タブレット端末の活用 / 公立学校園の課題 / 閉域ネットワーク / 地方公共団体の部署間連携 / 保育者の働き方改革 / デジタルデバイスの活用 / 幼児教育 / 幼稚園等の運営 / 保育環境 / ICTの活用 / 教職員の勤務負担 / デジタルとアナログ |
研究成果の概要 |
幼稚園等にも情報利用環境の整備が進み、このうち「業務負担改善」「情報管理の確実化」等を目的に、園務の情報化が徐々に普及してきている。そこで、その有用性の実感や定着に向けた課題について検討することとした。まず、保育職志望学生や新任期の保育者には、基本的な情報機器の操作に慣れ親しみ、自信を育むことにより、保育職の中でさらなる利用可能性を考える基盤ができることが調査を通じて考えられた。また、中堅職や管理職は、単体のデータの現状を確認することに留まっているケースが多いが、複数のデータを組み合わせながら自園の評価や運営方針を考えるなど、発展的利用ができるよう支援すべきであることが考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、保育職は業務量や精神的負担が大きく、就労希望者も少なくなってきていることが数多く報じられている。しかし、人が生まれ育ち、成熟していくまでに保育機関やは不可欠の場であり、中でも家庭外での学びの始まりの場が幼稚園や保育所であり、保育者は重要な存在である。ところが、幼児を大切に育む本来の役割以外に、事務や様々な記録に多くの時間を要する実態が明らかになっている。そこで、情報技術の利用が提案されているが、その習熟や効果的利用法を習得することもまた、保育者にとって負担が大きいとされ、有用性についても否定的な意見が一部に存在する。そこで、具体的な問題点を調査を通じて明らかにし、その解決例を示している。
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