研究課題/領域番号 |
18K02885
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 長岡工業高等専門学校 |
研究代表者 |
福田 昇 長岡工業高等専門学校, 一般教育科, 教授 (10780174)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | ビートジェスチャー / 社会人基礎力 / プレゼンテーション活動 / ピアレビュー / ペアワーク活動 / 英語初期学習者 / 協働学習 / 工業高等専門学校 / ピアフィードバック / チームワーク / 社会性 / プレゼンテーション授業 / スピーキング / アクティブラーニング / 自発的ビートジェスチャー / 情報発信型英語力の向上 / 意味飽和 / 発話力 / 表象的ジェスチャー / 自発的ビート / 表象的ビート / 能動的学修 / 社会人基礎力測定尺度 |
研究成果の概要 |
第一にプレゼン活動が第二言語学習の発話に与える影響を調査しました。その結果、プレゼングループは文法グループよりも第二言語の発話数において向上が見られました。第二に、ビートグループの会話能力と社会性の関係を調査しました。その結果、ビートグループと非ビートグループの間の発話能力に相違はありませんでした。非ビートグループでは、発話数は学習内容の影響を受けませんでしたが、ビートグループではビートの発生に影響が見られました。社会性の項目調査では、ビートグループは非ビートグループよりも行動を起こし、一生懸命働き、チームワーク、規律、マナーに従うことをより意識していることが明らかになりました。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は実践的発話表現に伴って生じる自発的ビート表現から思考・判断を遡及していく研究である。自発的ビートは誰の目から見ても明確に分かる現象でありながら、英語教育との関連を含めて調査されて来なかった。それは、学習者主体の能動的学修が開発途上にあるからである。不慣れな英語で多くの聴衆を前にして行うプレゼン活動では,多くの学生に自発的ビートが出現する。つまり,自発的ビートはプレゼン活動を円滑にしたいために学習者が無意識に生じるしぐさということになる。この自発的ビートの出現と社会人基礎力との関連性を調査することは、今の時代が最も求めている発話型英語力を向上させるために必要な基礎研究となると考える。
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