研究課題/領域番号 |
18K02889
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
武田 浩太郎 東北大学, 工学研究科, 講師 (80727214)
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研究分担者 |
池ノ上 芳章 東北大学, 工学研究科, 特任教授 (30790993)
祇園 景子 神戸大学, バリュースクール, 准教授 (70533404)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 学生発明 / 発明者の権利 / 特許出願 / 指導教官 / 指導教官の出願経験 / 発明者の権利付与 / 特許出願経験 / 指導教官のキャリア / 学生ベンチャー / 指導教官の関与 / 指導教官の研究教育方針 / 指導教官の研究キャリア / アントレプレナーシップ / 発明者 / 権利付与 / 学生 / 指導教員 / 研究スタイル / 研究分野の文化 / 発明への寄与の解釈 / 研究室運営ポリシー / 発明届 / 学生等 / 権利 / 学内規定 / 成果への貢献 / PI教員 / 研究室の運営方針 / 知財リテラシー / 職務発明 / 発明の取扱 / 教材策定 |
研究成果の概要 |
国内大学機関の指導教員を対象とした取材および質問票調査から、以下について明らかとなった。1)発明を伴う研究分野の教員は学生の権利付与に概ね肯定的であり、教員自身の特許出願経験が学生の権利保護に対する理解の一助となっている可能性がある、2)学生に発明者の権利を付与する際の根拠となる判断基準や権利の配分率に多様性があり、個々の発明における学生の寄与度や権利の持分比率の決定方法が十分に整備されていない実情が示唆された。学生の創業活動と親和的な研究分野や指導教官(の方針)の存在や、創業意思のある学生の指導に苦心する教員側の事情も明らかとなり、関係者間でこのような情報共有の必要性が改めて示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現状では、研究室の指導教官が知的財産部署と調整しつつ、判断が下されている「学生に発明者の権利を付与する際の根拠となる判断基準や権利の配分率」について、ガイドラインを整備する必要性が示唆された。また、学生創業を促進する上で、学生の創業活動が、所属研究室での研究活動の延長線上となる場合、あるいはアドオンとなる場合について、種々の個別的事情が生じ得ることも明らかとなり、社会実装まで見据えたアントレプレナー教育を推進する際には、教育現場における指導教員の事情を理解し、尊重することの重要性が示唆された。
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