研究課題/領域番号 |
18K02897
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
新村 正明 信州大学, 総合人間科学系, 教授 (20345755)
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研究分担者 |
野瀬 裕昭 長野県工科短期大学校, 情報技術科, 教授 (60774940)
國宗 永佳 千葉工業大学, 情報科学部, 教授 (90377648)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 仮想化技術 / SDI / 学習支援 / SDN / Raspberry Pi |
研究成果の概要 |
SDIは,計算機やネットワーク等のITインフラを,仮想化された機器として生成し,ソフトウェアによる動的な構成変更を可能にする技術である.本研究では,教育機関において,限られた資源のなかで効果的にSDI技術の演習を行うことが可能な演習システムの開発を行った. 研究成果として,安価なサーバを用いるアプローチでは,演習環境セットアップ手法の確立,演習システムとの遠隔接続など,演習において必要となる様々なシステムの構築を行った.また,仮想化によるサーバ提供のアプローチでは,仮想化技術の多段化に関する技術開発を行い,1つの物理サーバで複数のSDI演習環境の提供する演習システムの構築を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
SDI技術は,データセンタ構築など適用分野が急速に広まり,SDI技術を有する技術者の育成が急務となっている.この育成においては,データセンタ構築の再現といった実践的な演習が有効であるが,これには多数のITインフラ機器が必要となる.このような演習環境の構築においても,物理的な機器の上で多数の仮想化された機器を生成することができる仮想化技術は,非常に有用である.本研究は,教育機関において実践的な演習を実施するために,限られた資源のなかで,効果的にSDI技術の演習を行うことを可能とするもので,技術者育成のおいて重要が意味を持つ.
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