研究課題/領域番号 |
18K02898
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
河崎 哲嗣 岐阜大学, 教育学部, 教授 (00582488)
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研究分担者 |
前迫 孝憲 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (00114893)
奥林 泰一郎 大阪大学, 大学院人間科学研究科, 招へい研究員 (60580941)
山田 道夫 京都大学, 数理解析研究所, 特任教授 (90166736)
柳本 哲 京都教育大学, 教育学部, 教授 (90441401)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | Ferm推定 / IoT / 数学的モデリング / 日独国際遠隔協働セミナー / STEAM教育 / グローカル教育 / 国際遠隔協働セミナー / Fermi推定 / 創造的思考力 / グローカル / 遠隔学習 |
研究成果の概要 |
本研究では,算数・数学科教員養成系の学生(学校教員も含む)がIoTを活用したクラウド型遠隔協創学習を考案する研究を行った。イノベーションに繋がるIoTでは,プログラミング能力に加え,グローカルなモノや情報を結びつける創造的思考力の育成にも繋がる。COVID19による多大な影響を受けたが,国内外の研究者と共にIoTに関する教育内容の知見を高めた。またそこでは概算によって素早く解決をするFermi推定が,創造的思考力に有効であった。そしてSTEAM教育の下での身の回りのSDGsを扱うFermi推定を取り上げ,創造的思考力の評価規準と評価方法も提案した教材集として纏め上げることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
将来の姿を展望するとき,知識・技能以外に,新たな価値の創造が求められている。Fermi推定は,世界的企業の採用試験に用いられる等,社会的変化に順応する思考力の1つである。それは思考過程の中での新たなアイデアや発想が,創造的思考力を育むからである。さらに「技術革新」が誕生するIoTについては,「創造性とは、いろいろなモノをつなぐ力だ」(スティーブ・ジョブズ)という特徴を持つ。創造的思考力調査においては,日本のZ世代の意識が低い結果がある。IoTとFermi推定を結びつける意義は,SDGsの問題解決等の活動を通して,創造的思考力を高めるSTEAM教育としての価値を有するだろう。
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