研究課題/領域番号 |
18K02906
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 聖心女子大学 |
研究代表者 |
益川 弘如 聖心女子大学, 現代教養学部, 教授 (50367661)
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研究分担者 |
白水 始 東京大学, 高大接続研究開発センター, 教授 (60333168)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 問い / 思考過程 / 学習評価 / 認識 / 知識構成 / CBT / 授業に埋め込まれた評価 / 学習科学 / 変容的評価 |
研究成果の概要 |
学習者の深い理解のプロセスには、疑問や問いが含まれる重要性が指摘されている。本研究では、学習者が作り出す問いや考えの把握を支援するシステムを開発するための基礎的研究を実施した。主には(1)教科で何を学んでいるのか・学んだことが生かされているのか、(2)授業中の発話内容の長期的変容、(3)知識の深さを把握する質問形式やシステム支援、などの研究である。その結果、児童生徒が疑問や問いを創り出すプロセスは、文脈や状況に強く依存するものの、「創りたくなる環境」を構築することで、能力を引き出しつつ評価できる可能性を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果の学術的な意義は、学習評価において、授業者や評価者が期待している学習者の理解の深まりを引き出すことが可能な環境を児童生徒に提供しているかどうかの再検討を促す成果を出していることである。この成果を広く周知し課題を共有することが、今後の学校教育における、学習評価と授業づくりの一体化に向けて、学習者視点からの見直しにつながることが期待される。
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