研究課題/領域番号 |
18K02908
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
森 玲奈 帝京大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (70588087)
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研究分担者 |
北村 智 東京経済大学, コミュニケーション学部, 教授 (40511960)
孫 大輔 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 講師 (40637039)
渡辺 雄貴 東京理科大学, 教育支援機構, 准教授 (50570090)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 生涯学習 / スマートフォン / 高齢者 / 情報検索 / ワークショップ / 健康学習 / 自己調整学習 / インターネット / ヘルスリテラシー / ICT / 高齢者教育 / 健康教育 / 情報探索 / インフォーマル学習 / サクセスフル・エイジング / アクション・リサーチ / インタビュー / 健康情報 |
研究成果の概要 |
本研究では高齢者の健康に関する学習に焦点を当て,自己調整学習理論を参照し,主体的に健康について学ぶことができるワークショップを企画・運営・評価することを目的とした.本ワークショップは,参加者に健康情報の取得へのネットの活用可能性の理解と利用の自己効力感の向上を促すものである.事前及び事後質問紙でNakayama et al. (2015)のヘルスリテラシー尺度47項目とスマートフォン関連の5項目を尋ねた.結果、事前に比べて事後のヘルスリテラシーの自己効力感並びにスマートフォン活用の自己効力感が高まっていた.すまけんワークショップ内では殆どの参加者が健康情報の探索について自力で行うことを学んだ.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
昨今,日本社会は人生100年時代と言われる.その中で,高齢者の学習課題とその学習支援は喫緊の課題である.高齢者の学習課題の中でも健康学習は大きな課題であり,本研究ではそれを自己調整学習理論を用いて,自身で情報検索できるように支援するプログラムを開発し評価した.情報検索にあたっては,インターネットの活用を促進できるよう,スマートフォンを用いた活動とした.本研究では,参加者における一定の情報検索力向上が見られた.本研究の成果は,高齢化社会における大きな課題に挑戦したものだと言える.
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