研究課題/領域番号 |
18K02919
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
大内 秀一 近畿大学, 薬学部, 教授 (30275606)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 学修システム / 問題解決型学修 / チーム基盤学修 / 薬剤師国家試験 / Moodle / テキストマイニング / 問題解決型学習 / チーム基盤型学習 / オンライン学習 / 問題基盤型学習 / 機械学習 / 副作用 / 薬学教育 / 基礎薬学 / 学習管理システム |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、臨床の場で起こりうる問題を学習者が基礎薬学の“物理・化学・生物”の知識を駆使して解決していくことで、“物理・化学・生物”を学ぶ動機と面白さを知り、学習意欲を高める学修システムを開発することである。知識を駆使して問題を解決する学習方法として、PBLとTBLの2つの長所をハイブリッドさせたシステムを学習管理システムのMoodle上に構築した。学修システムを運用して検証した結果、学習者の学習意欲を高める効率的な学修システムであることを明らかにした。また、開発した学修システムは、多数の学習者がいても教授者一人で運用可能であること、さらに、リモート学習にも適用可能であることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
開発した学修システムは、PBL と TBL の利点をハイブリットさせた点に特徴があり、基礎薬学の“物理・化学・生物”に苦手意識を持っている多くの薬学生に“物理・化学・生物”を学ぶ動機と面白さを知ってもらい、これらの科目の学習意欲を高めて苦手意識を克服してもらう学習手法を提供するもので、学習者の基礎薬学の学力向上の一助になると考える。また、オープンソースの Moodle を利用してシステムを構築したことで、人的負担および費用負担が軽減されており、学修システムの導入は容易であり、用いる課題をそれぞれの教育に適した課題に置き換えることで、薬学に限らずに様々な教育の場面で活用が期待できる。
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