研究課題/領域番号 |
18K02928
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 独立行政法人大学改革支援・学位授与機構 |
研究代表者 |
渋井 進 独立行政法人大学改革支援・学位授与機構, 研究開発部, 教授 (60415924)
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研究分担者 |
橋本 貴充 独立行政法人大学入試センター, 研究開発部, 准教授 (20399489)
仲渡 江美 愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 准教授 (30509211)
坂口 菊恵 東京大学, 教養学部, 特任准教授 (40588232)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 大学評価 / 妥当性 / 評価指標 / 指標 / 非侵襲的調査 / 評価疲れ / 縦断的調査 / チェックリスト |
研究成果の概要 |
本研究では、大学や評価機関が設定する指標における妥当性や、評価手法や手続きを含めた評価全体の妥当性・信頼性をチェックする手法について検討した。「学習成果」、「内部質保証」等の近年着目されているトピックに対して過去の評価書をもとに内容分析を行うことで、指標の特定を行った。また、研究評価において複数の評価者がいた場合の評定者間信頼性についても検証し、研究分野間での比較を行った。さらには、非侵襲的調査手法として、一般に公開されているデータを用いて、評価者-被評価者間での負担軽減について検討を行った。 これらの結果は、今後の評価の負担軽減へ向けた基礎的な資料としての意味を持っている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義として、評価の信頼性・妥当性を測定する手法を新たに開発したことが挙げられる。これまでの研究では、心理学的な測定尺度や行政評価におけるチェックリスト等において、信頼性・妥当性の検証は扱われてきたが、大学評価を対象に行われた研究はこれまでにない。 社会的意義は、今後の評価に関する負担軽減へむけた知見を提供したことが挙げられる。得られた知見は、評価機関側では、評価のガイドライン作成等の評価システムの設計、大学側では学内での自己点検評価、中期目標や年度計画策定時に設定する指標の策定に活用可能である。
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