研究課題/領域番号 |
18K02932
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
花木 良 岐阜大学, 教育学部, 准教授 (70549162)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 科学館 / STEAM / 数学展示物 / 科学演示 / 理数探究 / 数学科内容学 / 教科内容学 / 教員養成 / 数学教育 |
研究成果の概要 |
数学展示物は数学のアウトリーチ活動に繋がったり,作製する経験は教材研究に生かされたりすることを明らかにした.科学イベントにおける参加型展示の在り方を提案し,新たな数学展示物を創出し,大学院生とともに演示するとともに論文にまとめた.科学館展示物作製を取り入れた大学院の講義を考案し実践し,教職大学院における教育実践科目の提案を行った. 「理数探究基礎」「理数探究」の考察や提案をした.SSH校の高校生の数学探究の分析し,数学の未解決問題に関する教材研究を行った.また,理数探究や探究活動に貢献できる教員養成,教科内容学の研究も推進した.数学の研究成果として,結び目理論の新たな結果を出した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
科学教育学,数学教育学,教科内容学の研究を推進した.近年,注目されているSTEAM教育とも関連させて,美術や音楽と関連付けた理数教材や数学展示物を提案した.結び目理論においては,結び目の影の研究を推進した. 社会的には,2022年度より実施される高等学校の新課程で新設される科目「理数探究基礎」「理数探究」への具体的な提案をした.科学館での演示や教室,出前講義,公開講座などを通じて,算数・数学を幼児・小学生・中学生・高校生・大人へ発信することができた.さらに,よりよい演示法を研究し,成果を発信した.数学探究のための未解決問題紹介サイトを開設した.
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